当社は昭和50年の設立以来、船体ブロックの建造や船舶用配管の製作、船舶の修理工事など、船舶造修業務に携わってまいりました。現在では福岡造船株式会社 長崎工場をはじめとした主要な造船所への派遣も行い、これまで培ってきた技術と知識を活かし各業務に取り組んでいます。ここでは業務内容についてご紹介します。
船舶造修業
船殻工事一式
船殻工事では、船の外殻や骨格となる船体ブロックの製作から、ブロックの搭載、進水までを行います。
船体ブロックは、工場で切断し曲げ加工を施した鋼材を、段階に分けて組み立てることで完成します。できあがった船体ブロックは船台やドックへ搭載し、つなぎ合わせることで1つの船体を作り上げています。当社は主に船体ブロックの組立を得意としています。
パイプ内作工事一式
船舶に使用する船舶配管用一品管を自社工場で製作しています。工場ごとに異なる素材で製作しており、高浜第一工場ではカーボンスケール(C.S)、高浜第二工場ではステンレス(SUS)を使用しています。完成した製品は、艤装工事のなかで船に取り付けられます。
艤装工事一式
艤装工事には、船殻工事と並行して地上で行われる先行艤装と、進水後の船体で行われる船内艤装があります。
完成した船体が船として機能するように、エンジンやモニター、内装などの様々な装置や設備の取り付けを行うのが艤装工事で、当社ではこれら艤装品の製作も行っています。
完成した船体が船として機能するように、エンジンやモニター、内装などの様々な装置や設備の取り付けを行うのが艤装工事で、当社ではこれら艤装品の製作も行っています。
修理現場工事一式
海上は潮風や海水があるため、船が腐食しやすい過酷な環境です。そのような環境のなかでも安全に航海していただくため、船舶の定期検査や腐食箇所の修繕工事を行っています。また、他の船との衝突や座礁など、予期せぬ事故で破損したパーツの修繕工事も行っています。当社には様々な船の種類や状態に応じて対応できる、高い技術力と豊富な知識があります。